食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04550250104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、薬剤耐性サルモネラ症の遺伝子データを公表 |
資料日付 | 2016年8月29日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は8月29日、薬剤耐性サルモネラ症の遺伝子データを公表した。概要は以下のとおり。 国家薬剤耐性監視システム(National Antimicrobial Resistance Monitoring System (NARMS))の年報は、初めて薬剤耐性サルモネラ症のヒトからの細菌の全ゲノムシークエンシング(WGS)のデータを入れたものとなっている。WGSにより、衛生当局職員は迅速にある種の細菌を薬剤耐性にする遺伝子を検出することができ、このことは感染症を治療するのに非常に重要である。WGSはCDCが薬剤耐性のパターン及び傾向をより迅速に追跡することを可能にしている。データを見るのに、対話式ウェブツールも利用可能である。 2014年NARMSヒト分離株報告年報(Annual Human Isolates Report)は、下痢又は血流感染症の原因となる6種類の薬剤耐性菌の最新全国データを提供している。これらの細菌は、通常食品を媒介して拡散する。 1996年に設立されたNARMSは、州及び地方公衆衛生当局、CDC、米国食品医薬品庁(FDA)及び米国農務省(USDA)が連携している。NARMSは、細菌の耐性、耐性の伝達方法及び耐性菌感染症が他の感染症とどのように違うかに関する情報を提供し、公衆衛生を守るのに役立つ。薬剤耐性の傾向を理解することによって、医師は効果的な治療を処方し、公衆衛生当局は耐性に有効な治療を研究することができる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | https://www.cdc.gov/media/releases/2016/s0829-sequencing-antibiotic-resistant-salmonella.html |