食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04531470377
タイトル 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)、月刊newsletter 「Health-EU」No177、2016年7月8日号を公表
資料日付 2016年7月8日
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概要(記事) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)は、月刊newsletter 「Health-EU」No177、2016年7月8日号を公表した。食品安全関連記事の概要は以下のとおり。
・内分泌かく乱物質:ECは健康と環境を守るために歩を進める
 内分泌かく乱物質は天然物や化学物質で、ヒトや動物のホルモン系の機能を変化させて有害健康影響を引き起こす物質である。欧州連合(EU)は、何年もの間、消費者や労働者などの人の健康、動物衛生、食品及び飼料、更には環境といった領域における法令で内分泌かく乱物質と闘ってきた。更に、EUは農薬や殺生物剤に対する世界で最も厳格な評価システムを有しており、今現在数百もの物質が厳しい科学的評価の過程にある。
 6月15日にECが共-規制者(co-legislator)に対し、しっかりとした科学をベースとした取組みを採択して、内分泌かく乱物質を同定し、世界保健機関(WHO)が提唱する内分泌かく乱物質の定義を支持すると提案し、この予防措置は強化された。WHOの定義は、「内分泌系の機能を変化させ、本来の生物、ないしその後代、もしくはサブ集団に有害な健康影響を引き起こす物質」というものである。
 具体的には、ECは植物保護製剤と殺生物剤の分野における内分泌かく乱物質である化学物質の今以上に正確に同定する科学的基準を有する二種類の法令案を示した。これらの基準には関連科学的証拠全てを用い、「科学的証拠の重み付け」手法を用い、しっかりとしたシステマティックな審査を行った。
 これらの法令が加盟国に採択されれば、EU 規制体制は法律で内分泌かく乱物質の化学的基準を明確にした世界初の規制体系となる。
・EUニュース
欧州食品安全機関はビタミンB6の食事摂取基準(Dietary reference value)を設定した。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
情報源(報道) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
URL http://ec.europa.eu/health/newsletter/177/newsletter_en.htm