食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04531170149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定に推奨された生物学的作用物質でEFSAに通知されたリストの更新に関する声明文書4:2016年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」を公表 |
資料日付 | 2016年7月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月18日、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定に推奨された生物学的作用物質でEFSAに通知されたリストの更新に関する声明文書4:2016年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」を公表した(37ページ、2016年6月8日採択)。 EFSAは市場認可を通知する状況において、食品及び飼料の添加物、酵素並びに植物防疫製剤の原料となる広範囲の生物学的作用物質の安全性を評価するよう求められている。安全性適格推定(Qualified presumption of safety:QPS)評価法は、EFSAの科学委員会が行う安全性リスク評価を支援するための統合された一般的な事前評価を提供するために開発されたものである。(申請が意図している目的に適した最も上位の分類単位における)明確に定義された生物学的作用物質の安全性及び知識体系の完成度が評価された。分類単位に関して特定された安全性の懸念は、数の上でその可能性があり合理性があれば、QPSステータスへの推薦に関する「資格」に影響する。 2015年9月から2016年3月までにEFSAには全部で129の生物学的作用物質が通知された。これらのうち、34物質は既にQPSステータスを取得しており、更なる評価は必要なかった。63物質は、糸状菌や腸球菌など2014年以降QPS活動から除外された生物学的グループであるため含まれなかった。ストレプトマイセス属の種に対する5件の通知、Paenibacillus lentusの1通知、大腸菌に対する4通知、Actinomaduraの1種に対する1通知についてはQPSの評価を行っていない。なぜならば、これらの菌種は最近評価され、QPSとして適格でないと考えられたからである。更に、農薬ユニットからの9件の通知についてはそれぞれの関係書類(文献査読を含め)が未着のため、これらも含めないことが合意された。 よって、QPSステータスの評価は12の分類単位に関する12件の通知についてなされた。Pediococcus parvulus、 Bacillus flexus、 Lactobacillus diolivorans がQPSステータスに推薦された。Candida rugosa、 Cellulosimicrobium cellulans、 Geobacillus caldoproteolyticus (Anoxybacilluscaldiproteolyticus)、 Aeribacillus pallidus (ex-Geobacillus pallidus)、 “Chryseobacterium proteolyticum”、 Klebsiella pneumoniae、 Paenibacillus macerans、 “Protaminobacter rubrum”、 Pullulanibacillusnaganoensisは、QPSリストに推薦されなかった。 当該意見書は以下のURLから入手可能。 http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/j.efsa.2016.4522/full |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4522 |