食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04530930294
タイトル 世界保健機関(WHO)、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新
資料日付 2016年7月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は7月25日、サウジアラビアのMERS-CoV感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
 サウジアラビア政府の担当部局(National IHR Focal Point for the Kingdom of Saudi Arabia)から7月2日から7月14日の間に、死亡者2人を含む9人のMERS-CoV追加感染確定症例の届出があった。
 9人の感染確定症例のうち、食品摂取由来の可能性を秘めているのは、下記の症例2人のみであった。
1.ナジュラーン(Najran city)の74歳男性は、6月25日に症状が現れ、7月2日にナジュラーンの病院に入院した。併存症のある患者は7月4日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼はラクダとの頻繁な接触及びその生乳の摂取歴があった。患者は、発症前の14日間、その他の既知リスク要因へのばく露歴は無い。現在彼は安定しており、病棟の陰圧隔離室に収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
2.Al Duwadimi cityの非サウジアラビア国籍の24歳男性は、6月23日に症状が現れ、6月27日に病院に入院した。併存症の無い患者は6月30日、検査でMERS-CoV陽性と出た。彼はラクダとの頻繁な接触及びその生乳の摂取歴があった。患者は、発症前の14日間、その他の既知リスク要因へのばく露歴は無い。現在患者は重症でICUに収容されている。農業省に通知され、ラクダの調査が続行中である。
 2012年9月以降、世界中からWHOにMERS-CoV確定症例1
,791人の届出があり、少なくとも640人の関連死亡者が含まれている。
 WHOは、今のところヒトからヒトへの感染は主に医療現場で起きており、追加症例の届出によって総合的なリスク評価に変更は無いとしている。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/25-july-2016-mers-saudi-arabia/en/