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資料管理ID syu04530780343
タイトル フランス衛生監視研究所(InVS)、2013年フランスにおける外来患者の尿から分離された大腸菌株中の薬剤耐性及び基質特異性拡張型βラクタマーゼ産生菌(ESBL)の地域別発生率に関する報告書を発表
資料日付 2016年7月26日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  フランス衛生監視研究所(InVS)は7月26日、フランスにおける外来患者の尿から分離された大腸菌株中の薬剤耐性及び基質特異性拡張型βラクタマーゼ産生菌(ESBL)の2013年の地域別発生率に関する報告書を発表した。
 衛生監視活動の地方分権化の一環で、院外の薬剤耐性大腸菌の地域別データを作成、比較することを目的とした。
 医学分析研究所の外来患者の国内ネットワークデータから、外来患者の尿から分離された大腸菌の薬剤耐性の2013年の地域別発生率を分析した。
 フランス本土13地域中11地域の大腸菌51
,463株を分析した。ESBLの全体の割合は3.3%で、地域によって1.8~5.1%のばらつきがあった。6剤の抗生物質を評価し、薬剤耐性の全体の発生率はニトロフラントインとホスホマイシンにおいて低く(各々1.3%)、アモキシシリン・クラブラン酸カリウム合剤(co-amoxiclav)(33.9%)、コトリモキサゾール(cotrimoxazole)(20.4%)において高かった。耐性菌の割合が最も高い地域と最も低い地域の差はニトロフラントインで1.1%、ホスホマイシンで2.9%であった。検査された3~6剤に少なくとも耐性(多剤耐性)を示すかどうか検査したところ、全体の耐性の割合は6.2%であった。地域間で5.0%~10.2%のばらつきがあった。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス衛生監視研究所(InVS)
情報源(報道) フランス衛生監視研究所(InVS)
URL http://invs.santepubliquefrance.fr/beh/2016/24-25/2016_24-25_2.html