食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04530670475
タイトル フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、内分泌かく乱物質(ED)を特定する基準を提案したことを発表
資料日付 2016年7月29日
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概要(記事)  フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は7月29日、内分泌かく乱物質(ED)を特定する基準を提案したことを発表した。
 ANSESは2016年5月、EDを定義する基準を提案するよう諮問を受けた。この諮問の検討中の6月15日、欧州委員会(EC)はEDを特定する基準を提案した。ANSESは今回自らの専門家による評価を発表した。評価の範囲はECの原案に取り入れられるために改正する必要があった。
 結論として2014年のECのロードマップの第3オプションのEDを特定する基準と定義を採用することを推奨する。第3オプションはEDを3カテゴリー、即ち「明白」「推定される」「疑われる」に分類する。一方ANSESはEDの分類は、物質の分類の不一致のリスクを避けるために欧州で一つの決定機関がEDの分類をすることを奨励する。
 第3オプションはその時点である物質について入手可能な情報全体を考慮するためのより良い方法であると専門家は考える。発がん性物質、変異原性物質、生殖毒性物質と同様な段階的な分類方法は不確実性を考慮し専門家の判断を容易にすることができると考えられる。
 この分類分けは管理レベルを適切に規定することが可能であろう。使用方法及びばく露される層に応じて、異なった管理レベルを導入することが可能であろう。例えばおもちゃに対しては「明白」「推定される」「疑われる」に分類されたEDを禁止するといったようにより厳しい規則を採用する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
情報源(報道) フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)
URL https://www.anses.fr/fr/content/l%E2%80%99anses-se-prononce-sur-les-crit%C3%A8res-d%E2%80%99identification-des-perturbateurs-endocriniens