食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04520300150 |
タイトル | 欧州医薬品庁(EMA)、動物用医薬品Velactisの使用停止を勧告 |
資料日付 | 2016年7月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州医薬品庁(EMA)は7月15日、乾乳期の乳牛に使用される動物用医薬品Velactisの使用停止を勧告した。概要は以下のとおり。 当該勧告は、Velactis投与後に乳牛319頭で認められた有害事象の報告を受けたものである。有害事象の多くは、側臥位(横になり立つことができない)208頭を含む重篤なもので、概してVelactis投与後24時間以内に発生した。合計71頭の乳牛の死亡が報告されており、大部分が側臥位となった期間後の死亡であった。 当該有害事象の正確な原因は未だ特定されていないものの、Velactisの使用に関連する可能性を示唆するエビデンスがある。有害事象の件数や重篤度を考慮し、現時点では当該製品のリスクが便益を上回ると結論付けた。 Velactisは有効成分カベルゴリンを含有し、泌乳刺激ホルモンであるプロラクチンの放出抑制により作用する。Velactisは2015年12月に欧州を中心に承認された。使用停止を勧告した時点で、以下の加盟国で販売されていた:オーストリア、ベルギー、ブルガリア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、ラトビア、ルクセンブルク、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スペイン及び英国。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | その他 |
情報源(報道) | 欧州医薬品庁(EMA) |
URL | http://www.ema.europa.eu/ema/index.jsp?curl=pages/news_and_events/news/2016/07/news_detail_002570.jsp&mid=WC0b01ac058004d5c1 |