食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04500560314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ピロリジジンアルカロイドによる肝臓への影響に関する調査研究について情報提供
資料日付 2016年5月27日
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分類2 -
概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は5月27日、ピロリジジンアルカロイドによる肝臓への影響に関する調査研究について情報提供した(2016年5月17日付けBfR情報提供 No.18/2016)。概要は以下のとおり。
 ピロリジジンアルカロイドによる人体への作用機序に関するBfRの調査研究は、ドイツ研究振興協会(DFG)が資金提供している。
 ピロリジジンアルカロイドは、種々の植物に天然に存在する。BfRなどの調査研究により、ピロリジジンアルカロイドは汚染物質として茶、サラダミックス又ははちみつ中に高濃度で検出される場合があることが分かった。ピロリジジンアルカロイドは、肝毒性及び潜在的な発がん性の可能性があり、好ましくない物質である。しかし、人体における分布及び作用機序、ばく露経路に関しては、あまり分かっていない。
 DFGが支援する調査研究、「肝毒性を有するピロリジジンアルカロイド類の構造依存性毒性の特定」では、様々なピロリジジンアルカロイド類が体から排出される経路、どのように標的細胞に運ばれるのか及び細胞・臓器がどのように損傷を受けるのかに関する研究が行われる。
 BfR長官は、「食品中のこれらの汚染物質の機序を正確に解明する研究は、健康影響評価への重要な寄与となる」と語る。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/de/presseinformation/2016/18/wie_schaedigen_pyrrolizidinalkaloide_die_leber_-197578.html