食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04460910149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食品安全の分野における優先順位の高い今後の作業を特定したEFSAの助成研究の成果を公表 |
資料日付 | 2016年3月31日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月31日、食品安全の分野における優先順位の高い今後の作業を特定したEFSAの助成研究成果を公表した。概要は以下のとおり。 1. 食品安全の分野における今後の作業に優先順位を付けるEFSAの助成研究により、28件の重要なテーマが特定された。この研究の成果は、EFSAと欧州連合(EU)加盟国の間の協力を導き、共通するリスク評価の協議事項の作成に役立つ。 2. この研究は、3回の反復調査によるデルファイ法(※)を用いた。この調査には、食品安全の分野におけるリスク評価に関連する広範囲の領域から200人を超える科学者や専門家らが関与した。 3. 専門家らは、(1)資源を節約する潜在能力、(2)リスク評価活動に役立つ付加価値、(3)リスク評価の調和を向上させる潜在能力など特定の基準に基づき、食品安全の優先事項を特定し、格付け評価をするよう依頼された。 4. 28件のテーマは、5分類(化学的リスク評価、微生物学的リスク評価、環境リスク評価、栄養、領域横断課題の包括的分類)にグループ分けされた。集合的な格付け方法を用いて、各分類別に2つのテーマが最高位として特定された。特定された最高位のテーマには、欧州全域における共通のデータ収集、総合ばく露(aggregated exposure)のリスク評価、薬剤耐性、人獣共通感染症、食品中の環境汚染物質及び食品の標準的なリスク-便益評価方法の開発が含まれている。 ※訳注:多数の専門家らにアンケート調査やその結果のフィードバックを繰り返し、予測の正確度を高めながら全体の意見をまとめる手法。 この助成研究の「デルファイ技術を用いた食品安全上の優先事項の特定」に関する最終報告書(2016年3月4日承認、2016年3月31日公表、139ページ)は、以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/1007e.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/160331 |