食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04460040105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、「業界向け指針案:乳児用コメシリアル中の無機ヒ素:対策レベル(Action Level)」及び意見公募を公表 |
資料日付 | 2016年4月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は4月6日、「業界向け指針案:乳児用コメシリアル中の無機ヒ素:対策レベル(Action Level)」及び意見公募を公表した。概要は以下のとおり。 無機ヒ素へのばく露よるヒトの潜在的健康リスクのために、乳児用コメシリアル中の無機ヒ素へのヒトのばく露は適正製造規範(GMP)で達成できるレベルを上回ってはならない。FDAは、このような基準で達成できる乳児用コメシリアル中の無機ヒ素の対策レベルは、100μg/kg即ち100ppbであると考える(Ref.14 参照)。当局はこのレベルを達成するに当たっての実行可能性と、このレベルが市場における乳児用コメシリアルの安定供給に与える影響について意見を求める。この指針案は全ての種類の乳児用コメシリアル(精米、玄米、有機米、通常米(conventionally grown))に適用する。提案された乳児用コメシリアルの無機ヒ素への対策レベルは、乳児用コメシリアル中の無機ヒ素へのばく露を削減することにより、コメシリアルを摂食する乳児への危険性の削減を目的とする。FDAはこのコメシリアルを摂食する乳児へのばく露を削減することにより、生涯にわたる無機ヒ素へのばく露に付随するある一定のがんの定量化できるリスク、及び乳児の神経発達への影響も含め、リスク評価でレビューされたある種のがん以外の定量化できない健康を害するリスクも低減ができると考える。 FDAは乳児用コメシリアルの無機ヒ素に対するサンプリングと施行について以下のような取り組みをしていくつもりである。FDAはまず乳児用コメシリアル中の総ヒ素量を分析する。FDAは無機ヒ素レベルを特定するために100μg/kgまたは100ppbより高いサンプルについてヒ素化合物の種類を特定する。21CFR109.6に従って、FDAは特定の事例に措置をとるかどうか判断する際、他の要素に加えて100μg/kgまたは100ppbの無機ヒ素の対策レベルを考慮する。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/food/guidanceregulation/guidancedocumentsregulatoryinformation/ucm486305.htm |