食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04450530149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する、Corynebacterium glutamicumの複数の株を用いて生産されるL-リジン濃縮液(塩基性)、L-リジン塩酸塩及びL-リジン硫酸塩の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表 |
資料日付 | 2016年3月11日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月11日、全動物種に使用する、Corynebacterium glutamicumの複数の株を用いて生産されるL-リジン濃縮液(塩基性)、L-リジン塩酸塩及びL-リジン硫酸塩の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2015年12月2日採択)を公表した。概要は以下のとおり。 これは、C.glutamicumの遺伝子組換え(GM)株により生産されるL-リジン濃縮液(塩基性)及びL-リジン塩酸塩と、C.glutamicumの非GM株により生産されるL-リジン硫酸塩(固形及び液体)に関する認可申請に基づく意見書である。 C.glutamicumのGM株 Aにより生産されるL-リジン塩酸塩を動物の栄養に使用することは、組換え耐性遺伝子の存在を理由にハザードと考えられていた。C.glutamicum A株を用いて生産されるL-リジン濃縮液(塩基性)を動物の栄養に使用することは、対象動物、消費者及び環境に対して懸念とはならないと考えられた。 「動物用飼料に使用する添加物及び製品又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、C.glutamicum B又はC株により生産されるL-リジン濃縮液(塩基性)及びL-リジン塩酸塩の、消費者及び環境に対する安全性については、製品中の産生株又はその組換えDNAの欠如に関する適切なデータがないことから、結論付けることはできなかった。 C.glutamicumとしてのC株のアイデンティティも確認されなかった。 C.glutamicumの非GMのD株、E株又はF株に由来するL-リジン硫酸塩の、対象動物、消費者及び環境に対する安全性に関しては、製品中に薬剤耐性遺伝子が含まれる可能性について不確実性があることから、FEEDAPパネルは結論付けることはできなかった。 更に、これらの製品は、性質上、硫酸塩が多く含まれ、対象動物種に対する有害な影響が潜在する。 FEEDAPパネルは、アミノ酸組成のバランスが崩れるリスク及び衛生上の理由から、L‐リジンなどのアミノ酸の飲水投与については安全性への懸念を繰り返す。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4346.pdf |