食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04450520493 |
タイトル | 台湾衛生福利部食品薬物管理署、慢性疾患患者等が保健類食品を摂取する場合はまず医療関係者に相談するよう注意喚起 |
資料日付 | 2016年3月23日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾衛生福利部食品薬物管理署は3月23日、慢性疾患患者等が保健類食品を摂取する場合はまず医療関係者に相談するよう注意喚起した。市販の健康食品(訳注:台湾における「健康食品」とは特定の保健機能を有し、衛生福利部によって認可されたものを指す)又は一般のカプセル・錠剤状食品は保健機能があったり栄養を補充したりすることができるが特定の集団が特定の医薬品と併用する場合、食品と医薬品との相互作用のリスクが生じ、健康に影響を及ぼす可能性がある。このことから同署は、慢性疾患患者や長期間薬を服用している患者に対し、健康食品や保健類食品を摂取する前にまず医療関係者に相談をし、もし摂取後に体調が悪くなった場合は速やかに医療機関を受診し通報するよう助言している。 同署は更に以下のように述べている。抗血小板薬や抗凝血薬を服用中の心血管疾患患者が魚油・アザラシ油・イチョウ葉・ビタミンE等の保健類食品を摂取すると、凝血作用に影響を及ぼし出血リスクを増加させる可能性があることを示す文献もある。原因不明の青あざ、歯磨き時の歯茎からの出血、黒い便等の症状がでた場合は速やかに医療機関を受診すべきである。また、紅麹や納豆の成分を含有する保健類食品は、その成分構造がスタチン系高脂血症治療薬の成分と類似しているため、高脂血症治療薬との併用は避けなければならない。併用により医薬品の作用が強まり、副作用発生のリスクが高まり、肝臓や筋肉に病変がおこる可能性がある。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾衛生福利部食品薬物管理署 |
情報源(報道) | 台湾衛生福利部 |
URL | http://www.mohw.gov.tw/news/571754169 |