食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04450480377 |
タイトル | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)、動物衛生に関する最終規則(Regulation(EU)2016/429)がECの提案で欧州議会及び理事会によって採択された旨公表 |
資料日付 | 2016年4月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)は3月31日、「動物疾病と薬剤耐性との闘いにおける新しい武器」と題して、動物衛生に関する最終規則(Regulation(EU)2016/429)がECの提案で欧州議会及び理事会によって採択された旨を公表した。 本新規規則は4月20日に施行され、5年間適用され、動物の伝染性疾病の撲滅を目指すより効果的なシステムへの途を拓くものである。口蹄疫やブルータングといった動物の伝染性疾病は、欧州の畜産に壊滅的な影響を及ぼす可能性がある。その他、鳥インフルエンザもしくは近年新興したある種の疾病もヒトの健康に影響を及ぼす可能性がある。 同日発表されたプレスリリースでは保健衛生・食の安全総局委員Vytenis Andriukaitisが、当該動物衛生規則の採択を歓迎するとのコメントを紹介している。このプレスリリースの概要は以下のとおり。 現在行われているシステムと比較して、新規動物衛生規則は、簡潔かつ明解な方向性を各国当局に提示しているので、各機関は動物疾病と闘う際に優先順位の高いものに集中できる。また、採択された法令は、畜産業者、貿易業者、獣医師、各国当局間の責任分担も明確にし、より好ましい通知や監視をとおして動物疾病と闘うことになる。また、薬剤耐性といった新興の諸問題の重要性も認識しており、抗菌性物質に対する耐性を有する動物病原体を監視する法的基盤を改めた。このことは、今後の二つの提案である動物用医薬品に関するものと薬剤添加飼料に関するもの(現在欧州議会と理事会で審議中)が補完することになる。今日の合意を受けて、動物疾病アウトブレイクへの対処が改善され、欧州農業に及ぼす疾病の影響を可能な限り和らげることになり、欧州における食品安全と安全保障にとってカギとなる領域の成長と仕事を保護することにつながる。 また、Q&Aでは1.動物の伝染性疾病に関する本規則の範囲、2.施行、適用日時、移行期間、3.管理/管理上の負担、4.追加保証、5.動物衛生視察、6.抗生物質及び抗菌性物質耐性、7.バイオセキュリティ、8.疾病リスト、優先順位付け及び分類、9.欧州連合(EU)への移入、10.環境、11.動物衛生措置融資、12.動物の同定、登録及びトレサビリティ、13.EU内の動物及び動物製品の移動、14.ワクチン接種、15.EUと加盟諸国が設立したワクチンバンク、16.委任及び施行法という領域でQ&A形式で情報を提供している。 当該動物衛生に関する最終規則に関するプレスリリース、動物衛生規則 (EU) 2016/429 及び詳細なQ&A(10ページ)及び動物衛生規則 (EU) 2016/429 はそれぞれ以下のURLより入手可能。 http://europa.eu/rapid/press-release_MEX-16-1163_en.htm http://eur-lex.europa.eu/legal-content/EN/TXT/?uri=uriserv:OJ.L_.2016.084.01.0001.01.ENG&toc=OJ:L:2016:084:TOC http://ec.europa.eu/food/animals/docs/ah-regulation-qanda_ahl_proposal.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE) |
情報源(報道) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE) |
URL | http://ec.europa.eu/dgs/health_food-safety/index_en.htm |