食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04450290164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、鶏の飼料に含まれるサルモネラ属菌の検出に関する欧州連合(EU)の飼料研究ラボラトリー間比較試験結果報告書を発表 |
資料日付 | 2016年3月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は3月21日、鶏の飼料に含まれるサルモネラ属菌の検出に関する欧州連合(EU)の飼料研究ラボラトリー間比較試験結果報告書No.3(2014年)を発表した。 2014年の報告で、34のEUの国立リファレンス研究所(NRLs)のうち32の研究所が鶏の飼料に含まれる低濃度及び高濃度のサルモネラの検出が可能であることが明らかになった。 2つの研究所については、検出能力が十分でなかったので、欧州リファレンス研究所(欧州の中央研究所機関)は追跡調査の間そのうちの1研究所を視察した。いくつかの改善すべき事項を指摘すると、十分な検出レベルに達した。各研究所は97~100%の汚染検体を検出することができる。 本調査は2014年9月に実施され、追跡調査が2015年2月に実施された。飼料検体中のサルモネラ属菌の検出を担当するEU加盟国のNRLは検査に参加する義務がある。欧州リファレンス研究所はRIVMに属している。 各研究所は鶏の飼料に含まれるサルモネラ属菌の検出のために国際的に認められている分析方法(RVS、MKTTs、MSRV培養法)を使用した。各研究所は2種類の異なる濃度のサルモネラ属菌(Salmonella Senftenberg)に汚染された飼料又はサルモネラ属菌が含まれていない飼料を受け取り、プロトコールに沿って分析を実施することを要求された。本調査で、種々の分析方法を使用する利点が明白になった。種々の方法の間で多数の実証的な結果に明白な違いが観察された。 本調査では初めて欧州リファレンス研究所によるサルモネラ属菌の希釈培養で人為的に汚染した飼料を飼料検体に使用した。その結果から、この汚染方法は食品材料及び最初の製造段階にある食品の試験に使用されているが飼料にも使用できることが明らかになった。 報告書(英語、58ページ)のURLは下記のとおり: http://www.rivm.nl/dsresource?objectid=rivmp:309235&type=org&disposition=inline&ns_nc=1 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Scientific/Reports/2016/maart/EU_Interlaboratory_comparison_study_animal_feed_III_2014_Detection_of_Salmonella_in_chicken_feed |