食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04450070475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、卵白からブドウ糖を取り除く過程でグルコースオキシターゼの補助因子として過酸化水素を使用することに関する報告書を発表 |
資料日付 | 2016年3月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は3月17日、卵白からブドウ糖を取り除く過程でグルコースオキシターゼの補助因子として過酸化水素を使用することに関する報告書を発表した。 食品製造のための加工助剤の使用に関する2006年10月19日の法令によって、過酸化水素の生成に伴ってそれを分解するために十分なカタラーゼを添加するという条件で、卵白の脱ブドウ糖のために非遺伝子組換え(GM)Aspergillus nigerの株(DS31859)由来グルコースオキシターゼの使用を許可した。フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は、卵白の脱ブドウ糖の過程で繰り返し大量の過酸化水素がグルコースオキシターゼの触媒として利用されていることを検査時に確認した。グルコースオキシターゼの認可に関する2009年4月22日フランス食品衛生安全庁(AFSSA)の意見書で過酸化水素は酵素反応の生成物で、反応のイニシエーターとして考えられていない。 DGCCRFは、過酸化水素は2006年10月19日の法令によって卵の汚染除去としての加工助剤にも表面の汚染除去剤としても認可されていない強力な酸化剤であると警告する。 今回のDGCCRFの要請への回答として、卵白の脱ブドウ糖の過程における過酸化水素の使用に関する評価の実施のために、ANSESは過酸化水素の役割に応じて異なる補足情報が必要であると考える。即ち、グルコースオキシターゼの補助因子として使用される場合及び、卵白の脱ブドウ糖の過程で化学的な加工助剤として使用される場合である。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | https://www.anses.fr/fr/system/files/BIOT2015SA0260.pdf |