食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04440600149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、銅による豚の腸内細菌叢の薬剤耐性への影響についてのシステマティックレビュー(SLR)の最新情報に関する外部報告書を公表 |
資料日付 | 2016年3月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月4日、銅による豚の腸内細菌叢の薬剤耐性への影響に関するシステマティックレビュー(SLR)の最新情報に関する外部報告書を公表した(2016年2月26日採択)。概要は以下のとおり。 この報告書は、ベルギー、Gent大学のNoemie Van Notenらによる。 このSLRでは、銅を添加した飼料による豚(子豚を含む)の腸内細菌叢の薬剤耐性への影響評価を行うため、全部で901件のリファレンスが精査された。かろうじて33件が、この精査に対する回答として相応しい内容であった。この33件の内訳は、フィールド試験が11件、環境コントロール試験が10件、横断的研究が12件であった。 精査における最適な情報のほとんどは、フィールド試験に基づく論文から得られた。その他の論文からは、耐性機序又は耐性分離株の保菌率に関する有益な情報が得られた。 全般的に、フィールド試験の方法論は質的に貧弱であった。11件のフィールド試験のうち、今回の精査に耐えうると考えられる方法論を用いたものは、僅か3件のみであった。 従って、今回のSLRから得られた論文の数は限定的であり、結果及び方法論も限定的であることから、必要以上の銅の補給と薬剤耐性形成との正の相関関係の可能性は排除できない。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/1005e.pdf |