食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04440480104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、PulseNetが食中毒を低減させ生命及び金銭の損失を防いだとのプレスリリースを発表 |
資料日付 | 2016年3月15日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は3月15日、PulseNetが食中毒を低減させ生命及び金銭の損失を防いだとのプレスリリースを発表した。 本日American Journal of Preventive Medicineに発表された研究によれば、公衆衛生検査機関による全国ネットワークは毎年の食中毒患者約27万人を予防し、5億ドルの出費を減じている。PulseNetは全国的な検査機関のネットワークで、食中毒細菌のDNAフィンガープリントを比較し、全国における同一感染源とみられる患者と結びつけることで、食中毒患者の関連付けを行っている。 PulseNetは1996年に開始されて以来、集団食中毒の検出方法及び調査方法を改革してきた。今日PulseNetを用いれば、科学者は感染者が少数で、国内の異なる地域に居住していても集団感染を検出することができるようになった。PulseNetは毎年、食品に関連する25州で発生した集団感染を含めた大腸菌、リステリア、サルモネラ属菌による疾病1 ,500クラスターを特定している。 今日、多くの製品及び食品取扱慣習は、食品業界の生産の改良や、新規及び更新された指導、政策、規則を情報提供してきたPulseNetの研究によって以前より安全になっている。例として、ピーナッツバターに関連する集団感染症によってサルモネラ属菌を加工製品から排除する新基準が作られ、また家きん肉のひき肉による集団感染症では生鮮鶏肉の有害細菌の許容度を減じる新たな基準が作られた。これらの改良によって毎年食品供給はより安全性を増し、何千人もの食中毒患者を予防することにつながっている。 PulseNetは集団感染検出能力の向上のため大きな技術的転換を進めている。全ゲノムシーケンスは細菌の同定のためのフィンガープリントのより正確な手法であり、この技術によって集団食中毒の検出をより迅速にし、より効果的に調査を行うことができる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | http://www.cdc.gov/media/releases/2016/p0315-pulsenet.html |