食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04440210149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、食事経由の農薬リスク評価のための残留物定義の決定に関する手引書案について意見公募 |
資料日付 | 2016年3月8日 |
分類1 | --未選択-- |
分類2 | --未選択-- |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は3月7日、食事経由の農薬リスク評価のための残留物定義の決定に関する手引書案(180ページ)を公表し、2016年5月2日までの意見公募を開始した。概要は以下のとおり。 1. この手引書案では、農薬残留物の毒性及び食事におけるばく露の可能性に基づいて農薬残留物を残留物定義に入れる又は残留物定義から除外することにより、食事経由のリスク評価のための残留物定義の決定プロセスを調和させるための枠組みが提示されている。この手引書は、提案している手法の適応性の実証を意図した3例の実践的な事例研究によって補足されている。 2. 不確実性の章が作成中であり、また、科学的評価における不確実性に関するEFSAの科学委員会の手引書の作成作業が進行中であるため、不確実性の章の確定が保留されていることが留意される。 3. EFSAは、利害関係者らから基準を満たして送られる全ての意見等を評価する予定である。これらの意見等は、EFSAの関連する科学パネルによって更に検討され、関連性が認められた場合には、考慮に入れられる。 4. 当該手引書案の抄録 本手引書は、残留物の毒性及び食事におけるばく露の可能性に基づき、残留物を残留物定義に入れる又は残留物定義から除外することにより、食事経由のリスク評価のための残留物定義の決定プロセスを調和させることを意図したものである。 本手引書は、(1)科学的ツール((定量的)構造活性相関((Q)SAR)、データのみなし代用(read-across)、毒性学的懸念の閾値(TTC))の組合せ等の実践的な手段、(2)農薬代謝物を特徴付け、また、食事経由のリスク評価のための残留物定義に含めることが望ましい化合物を限定するために、ハザードの同定及び特徴付けが必要である残留物を特定するための基準、を提示する。 (1)決定プロセスを裏打ちするため、また、(2)リスク評価者がリスク管理者に全ての単一の代謝物の毒性及びばく露に関する詳細情報並びに提案に関連した不確実性に関する詳細情報を提供できるようにするため、利用可能な全ての知見(機構的理解を含む)の利用を提案する。 本手引書は、提案している意思決定方式の適応性の実証を意図した3例の実践的な事例研究によって補足されている。 当該意見書案は、以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/consultation/160307_4.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/consultations/call/160307 |