食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04440150314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、尿からグリホサートが検出されたとの一部報道を受け、BfRの評価に基づく意見を公表
資料日付 2016年3月4日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は3月4日、尿からグリホサートが検出されたとの一部報道を受け、BfRの評価に基づき子供に対しても健康影響はないとの意見を公表した(2016年3月4日付けBfR情報提供 No.11/2016)。概要は以下のとおり。
 Heinrich Boll 財団が3月4日、尿検体からグリホサートが検出されたと伝えた。これは、科学に基づかないサンプリングにおける検体検査であり、統計的にも不備がある。
 BfRは、子供及び成人に対する健康影響に関して評価を行った。BfR長官のAndreas Hensel博士は、Heinrich Boll財団の発表内容に関し、「グリホサートは認可された農薬であり、食品中に非常に低濃度で残留する可能性はある。食品を介して摂取され、排泄される」と述べた。
 BfRは、同様の問題で、過去に尿検査を行い、科学的な評価を行った。今回の報道で、最高濃度である約4ng/mL尿で検出された人の摂取量は、一日に許容される摂取量0.5mg/kg体重よりも100倍低い濃度になる。データは、BfRが欧州連合(EU)のグリホサート検査で評価を行った際の推定摂取量を裏付ける。
 市民団体などが自主的に行う調査には、特にサンプリングの領域で大きな不備が伴う。通常の科学的な調査研究とは異なり、検体は常に冷凍されてラボに送られるとは限らない。
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/de/presseinformation/2016/11/glyphosat_im_urin__werte_liegen_auch_bei_kindern_im_erwartbaren_bereich_und_sind_gesundheitlich_unbedenklich-196812.html