食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04430570207 |
タイトル | 国際がん研究機関(IARC)は、「低・中所得諸国におけるかび毒制御」と題するIARCワーキンググループ報告書第9版(66ページ)を公表 |
資料日付 | 2016年3月4日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 国際がん研究機関(IARC)は、「低・中所得諸国におけるかび毒制御」と題するIARCワーキンググループ報告書第9版(66ページ)を公表した。 世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)は、2014年6月30日から7月3日にかけてリヨンでワーキンググループ会議を開催した。このIARCワーキンググループ報告書は、汚染を受けたトウモロコシや落花生の摂取を介してばく露を受けるアフラトキシン及びフモニシンに起因する悪影響に関するレビューで、科学的知見を基にした、体系的かつ何者にも拘束されないものである。ワーキンググループでは、以下の4つの主要な領域における最新の科学的知見を扱った。すなわち、1.アフラトキシンとフモニシンへのばく露の程度、2.出生前(prenatal)、乳幼児(infant)及び小児(child)の健康への影響、3.効果的な介入措置、4.低所得環境での効果的な介入措置という4領域である。主としてアフリカにおける最新の数件の研究を考慮して、本報告書では離乳後の発育不良(child stunting 子供の発育阻害)という大きな問題も考える。 報告書は以下の7つの章からなる。 第1章 アフラトキシン類及びフモニシン類へのヒトのばく露 アフラトキシン類へのばく露 フモニシン類へのばく露 アフラトキシン類及びフモニシン類に用いるバイオマーカー 共汚染 分析上の限界 主要な科学的欠落 第2章 発展途上諸国における発達障害 第3章 アフラトキシン中毒症と肝がんに及ぼすアフラトキシン類の影響 急性アフラトキシン中毒 肝細胞がん 第4章 子供の発育に及ぼすアフラトキシン類とフモニシン類の影響 母体のアフラトキシンばく露と誕生時の影響 新生児のアフラトキシンばく露と乳幼児の成長 科学的欠落と今後の研究の必要性 第5章 アフラトキシン類とフモニシン類の胎児と新生児への毒性 ヒトにおけるフモニシン類への子宮内ばく露:科学的欠落と研究の必要性 第6章 免疫系及び腸管機能に及ぼすアフラトキシン類とフモニシン類の影響 第7章 アフラトキシン類とフモニシン類へのヒトばく露を低減する介入措置 この報告書は以下のURLより入手可能である。 https://www.iarc.fr/en/publications/pdfs-online/wrk/wrk9/IARC_publicationWGR9_full.pdf |
地域 | その他 |
国・地方 | その他 |
情報源(公的機関) | 国際がん研究機関(IARC) |
情報源(報道) | 国際がん研究機関(IARC) |
URL | http://www.iarc.fr/en/publications/pdfs-online/wrk/wrk9/index.php |