食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04420510149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、クロアチアにおけるBSEサーベイランス体制見直しの評価書を公表 |
資料日付 | 2016年2月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は2月8日、クロアチアにおけるBSEサーベイランス体制見直しの評価書を公表した。(2016年1月28日承認、27ページ、2016年2月16日更新) 2015年1月22日、クロアチアは欧州委員会(EC)に牛海綿状脳症(BSE)モニタリング計画の改正要望書を提出した。ECはEFSAに対し、クロアチアが提案した改正モニタリング計画が、EU26グループ(EU25+クロアチア)における定型非定型のBSEを成牛10万頭あたり最低1頭の患畜を検出する設計を実施する能力を有するかを評価するための科学技術的支援を要請した。この改正によって、クロアチアは健康と畜牛の検査を廃止し、36か月齢超のリスク牛でのアクティブサーベイランスを実施することになる。ECは、本評価においてEU26がひとつの独自の疫学単位であるとみなされると決定した。 牛伝達性海綿状脳症監視モデル(C-TSEMM)を実行するために、EU26に関連するデータは前に用いたものから更新された。当該モデルは、このグループの国々に適用されている同様のサーベイランス体制での有病率検出設計を推定することが可能である。2014年までのデータを用いたところ、現行のEU25サーベイランス体制はEU25でのBSE検出を3 ,769 ,555頭に少なくとも1頭のBSE患畜を検出することが可能であるとみられる。これは10万頭に患畜1頭の最低要件よりも精度が高い。 現行のEU25サーベイランス体制を担うEU25疫学単位にクロアチアを加えたEU26は、結果としてEU26が成牛3 ,789 ,838頭に少なくとも1頭のBSE患畜検出の能力があることが示された。勧告事項として、1.更新データを用いた毎年のC-TSEMMモデルの実施、2.サーベイランス対象を評価するための加盟国(MS)データの監視、3.サーベイランス体制の全体の精度に影響を及ぼすような欠陥の特定、が挙げられた。 当該評価書は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4399.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4399 |