食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04410640469
タイトル フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)、飼料中の好ましくない物質、動物性加工たん白質に関する検査結果を発表
資料日付 2016年1月25日
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概要(記事)  フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)は1月25日、飼料中の好ましくない物質、動物性加工たん白質に関する検査結果を発表した。
 DGCCRFは毎年飼料に含まれる好ましくない物質の監視を実施している。また無認可の動物由来成分が含まれていないかどうか確認している。
 好ましくない物質とは意図的でなく飼料中に混入し、その含有量が多い場合ヒトと動物の健康にリスクがある物質である。これらの物質は、原料の生産、保存、輸送段階に関連しているか、環境からの汚染に起因している。即ち、無機物質(ヒ素、カドミウム、フッ素、メラミン、水銀、鉛)、マイコトキシン(アフラトキシンB1、デオキシニバレノール、フモニシン)、残留する有機汚染物質(ダイオキシン、PCB、農薬)、内生毒素(シアン化水素)といった物質である。
 不合格検体8件(ヒ素、フッ素、ダイオキシン、農薬)が、とりわけ貝殻、牛用のミネラル飼料、水素添加パーム油中に確認された。
 動物由来原料はフランスではほとんど使用されていないが、動物由来成分が存在しないことを確認するためトレーサビリティ、自己管理方法、交差汚染のリスクを確認した。不合格は1件であった。
 BSE発生以来、欧州委員会(EC)は例外措置を取りながら飼料中の動物由来たん白質の使用を原則禁止した。2014年欧州規則は魚の餌への豚と鳥の加工たん白質の使用を許可した。業界関係者が引き続き注意を払うようこの業界の監視を継続する。
地域 欧州
国・地方 フランス
情報源(公的機関) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
情報源(報道) フランス競争・消費・不正抑止総局(DGCCRF)
URL http://www.economie.gouv.fr/dgccrf/alimentation-animale-substances-indesirables-et-proteines-animales-transformees