食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04400890302 |
タイトル | 米国農務省(USDA)/米国保健福祉省(DHHS)、「2015-2020米国民向け食事ガイドライン」を発表 |
資料日付 | 2016年1月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省(USDA)と米国保健福祉省(DHHS)は1月7日、「2015-2020米国民向け食事ガイドライン」を発表した。概要は以下のとおり。 同ガイドラインは、食事・栄養に関する科学に立脚した提言書で、国民の体重管理や2型糖尿病・高血圧・心疾患防止等の慢性疾患防止に資する。第8版となる今回の最新版では、国民の長期的健康増進を図るため、個々の栄養素や食品に単体として注目するのではなく、国民の飲食の多様性、つまり全体的な健康食事パターンを重視している。 1. 具体的な5つの提言内容 ・ 生涯にわたり健康な食事パターンに従う。食事パターンとは、長期にわたる食品と飲料の組合せをいう。 ・ 多様性、栄養価の高い食品及び摂取量を重視する。 ・ 添加砂糖及び飽和脂肪に由来するカロリー摂取を控え、ナトリウム(塩分)の摂取量を減らす。 ・ より健康な食品・飲料を選択する。 ・ 誰もが健康な食事パターンに従うようサポートする。 健康な食事パターンには、野菜・果実・穀物・低/無脂肪乳製品・低脂肪肉等のたん白質食品・油脂などの栄養のある多様な食品が含まれるほか、飽和脂肪・トランス脂肪・添加砂糖・ナトリウムを控えることも含まれ、個々人の嗜好・伝統・文化・経済状態に合わせて変えることができる。 2. 特に留意すべき点 ・ 添加砂糖に由来するカロリー摂取は1日10%未満に抑える。 ・ 飽和脂肪に由来するカロリー摂取も1日10%未満に抑える。 ・ ナトリウムの摂取量は1日2 ,300mg未満に抑える。 USDAとFDAは、1980年以来5年おきに食事ガイドラインを更新してきた。今回の第8版は2015食事ガイドライン諮問委員会がまとめた。同委員会は栄養学・衛生学・医学分野等の研究者で構成され、国民から寄せられた意見や関係省庁の知見も考慮に入れている。ガイドラインの全文は以下のURLから入手できる。 http://health.gov/dietaryguidelines/2015/guidelines/ |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省(USDA) |
情報源(報道) | 米国農務省(USDA) |
URL | http://www.usda.gov/wps/portal/usda/usdamediafb?contentid=2016/01/0005.xml&printable=true&contentidonly=true |