食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04400740149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、肉用鶏に使用するNatugrain(R)TS(エンド-1 ,4-β-キシラナーゼ及びエンド-1 ,4-β-グルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2016年1月5日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は1月5日、肉用鶏に使用するNatugrain(R)TS(エンド-1
,4-β-キシラナーゼ及びエンド-1
,4-β-グルカナーゼ)の安全性及び有効性に関する科学的意見書(2015年12月2日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 この添加物は、Aspergillus nigerの2つの遺伝子組換え(GM)株から生産される、エンド-1
,4-β-キシラナーゼ及びエンド-1
,4-β-グルカナーゼ製剤である。それは畜産添加物(zootechnical additive/機能グループ:消化促進剤)として、離乳後の子豚、肉用豚、家きん及び観賞用鳥類への使用が既に認可されている。
 申請者は、この製品を、他の畜産技術添加物(zootechnical additive)の機能グループとして肉用鶏に使用することの認可を申請している。それにより、動物の福祉に好影響を与えることを意図している。
 前回の意見書では、新たな機能グループでの有効性以外の内容が取り上げられた。新たに提案されている使用によっても、前回の結論は変わらないであろう。
 評価では、2つの有効性試験が吟味された。Natugrain(R)TSを、いずれの試験でも、推奨用量で飼料に添加した場合に、肉用鶏の足蹠及び膝の病変は、生後42日目で低減した。しかし、使用された飼料の種類が限定的であることや、有効性を示すには3種類の試験が義務付けられていることを考慮し、「動物用飼料に使用する添加物及び製剤又は物質に関する科学パネル」(FEEDAPパネル)は、Natugrain(R)TSを畜産添加物(zootechnical additive)(機能グループ:他の畜産添加物の機能グループ)として肉用鶏に使用する場合の有効性に関しては、結論付けることはできなかった。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4347.pdf