食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04380440149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、スウェーデンの無視できる定型スクレイピーリスクに関する科学報告書を公表 |
資料日付 | 2015年11月19日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月19日、スウェーデンの無視できる定型スクレイピーリスクに関する科学報告書を公表した(26ページ、2015年10月28日承認)。 スウェーデンは欧州委員会(EC)に対し、定型スクレイピーリスクが無視できる加盟国の認定を求める申請書を提出した。EFSAは、スウェーデンが申請書において、少なくとも今後7年間、もし18か月齢以上のと畜、殺処分、農場で死亡しためん山羊の集団に定型スクレイピーが存在した場合に有病検出率を0.1%以上(信頼度95%)で提供するための毎年の検査における十分な頭数を提示しているかを評価するよう諮問を受けた。 確率論的シミュレーションによるシナリオツリーモデルを用いたリスクに基づく手法が用いられていた。野外条件の、特にめん羊に関する公定検査の実施に関するデータの欠如がみられた。代替シナリオでは、過去に欧州連合(EU)による診断検査の評価から導出された感度から感度の50%にまで範囲を広げて調査を行ったが、結果は感染山羊集団の野外条件で得られた公表データと一致した。 スウェーデンの申請書に用いられたデータ、シナリオツリーモデルからの推定パラメータ及び感度値の範囲から、スウェーデンは要件に合う年間の十分な数の小型反すう動物を検査している、と結論付けられた。2015年及びその後に検査する予定の検体数から、もし野外条件下の実際の検査感度が80%より高ければ、スウェーデンは要件に合う十分な数の動物を検査することになろう。 無視できる定型スクレイピーリスクの認定の申請を準備する際には、特定の分析手法ならば他の加盟国からも使用の同意を得たものとすべきこと、また野外条件でのスクリーニング診断検査の感度に関するデータをできるだけ使用することを提言する。 当該報告書は以下のURLから入手可能。 http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/scientific_output/files/main_documents/4292.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4292 |