食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04380060314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、閉経以降におけるイソフラボン入りサプリメントの摂取に関して情報提供 |
資料日付 | 2015年11月16日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は11月16日、閉経以降におけるイソフラボン入りサプリメントの摂取に関して情報提供を行った(2015年11月16日付けBfR情報提供 No.043/2015)。概要は以下のとおり。 ドイツでは、イソフラボンに富む一部のサプリメント(食品の場合もある)は、更年期症状の緩和のために摂取される場合がある。 BfRは、2007年に、イソフラボン入りサプリメントに関するリスク評価を行い、イソフラボン製剤の安全性は、必要な長期試験によって裏付けられていないことから、イソフラボン入りサプリメントの安全な摂取上限値に関しては結論付けることはできないとしている。 更に、閉経以降の女性によるイソフラボン入りサプリメントの長期摂取については、この集団は、既にエストロゲン依存性とされる腫瘍又は疾病リスクが高いことから、リスクが高まることはないとしている。 現在のEFSAによる意見書は、閉経前後の女性によるイソフラボン入りのサプリメントの摂取に関して、特に3つのターゲット器官(乳腺、子宮、甲状腺)への健康影響について評価を行った。EFSAは、これらの器官に対するイソフラボンによる有害な影響はないと述べている。 EFSAは、指標値として、大豆由来のイソフラボン製剤については、イソフラボン100mg/日、摂取期間は最大で10か月間、ムラサキツメクサ由来のイソフラボン製剤に関しては、イソフラボン43.5mg/日、摂取期間は最大で3か月までと設定した。 EFSAは、これらの指標値は、データが限定的であり、また、地域的データの欠如から、健康な女性の一般集団にのみ適用されるとしている。 BfRは、EFSAによる評価結果に同意する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/343/nahrungsergaenzungsmittel-mit-isolierten-isoflavonen-bei-einnahme-in-und-nach-den-wechseljahren-orientierungswerte-fuer-dosierung-und-anwendungsdauer-einhalten.pdf |