食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04371410302 |
タイトル | 米国農務省(USDA)、米国の食品は固形脂肪と添加砂糖を含むものが多いと発表 |
資料日付 | 2015年11月17日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国農務省(USDA)は11月17日、米国の食品は固形脂肪と添加砂糖を含むものが多いと発表した。概要は以下のとおり。 固形脂肪(solid fat)とは室温で固形を保つ脂肪で、添加砂糖(added sugar)とは食品に添加される砂糖をいう。両方をまとめてSoFASの通称で呼ばれる。SoFASはカロリーが高いものの、栄養素が全く又はほぼないため「空カロリー(empty calories)」としても知られている。 多くの固形脂肪は肉や牛乳等に自然に存在しているが、市販食品にはSoFASが香りや見た目の効果を上げるために使われる。調査の結果、米国民食事ガイドライン(2010年)で摂取が勧められている食品は、市販製品の大半にSoFASが含まれていることがと分かった。皮肉なことに同ガイドラインは、SoFASからのカロリー摂取を抑えることを主な推奨事項の1つに挙げている。 調査では2007~2008年に消費された食品4 ,046点のデータを使用して、主要食品グループ(野菜・穀物・たん白質・果実・乳製品)で、固形脂肪又は添加砂糖を含むものの比率を推定した。 研究の著者らは、普通に摂取している食品中の隠れた脂肪や砂糖について消費者教育を行うことで、カロリーを必要量以内に保ちつつ食事の質を大きく改善することができると述べている。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国農務省(USDA) |
情報源(報道) | 米国農務省(USDA) |
URL | http://www.ars.usda.gov/is/pr/2015/151117.htm |