食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04370180149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、農薬有効成分グリホサートの毒性学的特性を更新した旨を報道発表 |
資料日付 | 2015年11月12日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は11月12日、農薬有効成分グリホサート(glyphosate)の毒性学的特性を更新した旨を報道発表した概要は以下のとおり。 1. EFSAと欧州連合(EU)加盟国は、グリホサート(農薬に幅広く使用されている化学物質)の再評価を完了した。報告書では、グリホサートがヒトに対する発がんのハザードを有する可能性は低いと結論づけ、食品中のグリホサート残留物の管理を強化することになる安全策を提案した。この結論は、欧州委員会(EC)が、認可されている農薬有効成分のEUリストにグリホサートを留めるか否かの決定に使われ、また、EU加盟国が自国内で使用されているグリホサートを含有する農薬製剤の安全性を再評価するために使われる。 2. EFSAの科学者及びEU加盟国のリスク評価機関の代表で構成されるピアレビューの専門家グループは、グリホサートの急性参照用量(ARfD)を0.5mg/kg体重と設定した。このようなばく露量の閾値が、当該物質に初めて適用された。 3. ピアレビューのグループは、グリホサートについて遺伝毒性がある可能性(すなわち、DNAを損傷する可能性)やヒトに対する発がんの脅威を有する可能性は低いと結論づけた。グリホサートは、化学物質の分類、表示及び包装についてのEU法令に基づいて発がん物質と分類することは提案されていない。特に、すべてのEU加盟国の専門家らは、一人を除き、疫学データ(すなわち、ヒトに関するデータ)も、動物実験から得た証拠も、グリホサートへのばく露とヒトにおける発がんの発症との因果関係を実証していないことに合意した。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/press/news/151112 |