食品安全関係情報詳細
| 資料管理ID | syu04310720450 |
| タイトル | Eurosurveillance:「2008~2013年にオランダで発生した散発性リステリア症のリスク要因」 |
| 資料日付 | 2015年8月6日 |
| 分類1 | - |
| 分類2 | - |
| 概要(記事) | Eurosurveillance (Vol. 20 , No. 31 , 2015年8月6日号)に掲載された論文「2008~2013年にオランダで発生した散発性リステリア症のリスク要因(Risk factors for sporadic listeriosis in the Netherlands , 2008 to 2013)、著者I H Friesema(National Institute for Public Health and the Environment (RIVM)、オランダ)ら」の概要は以下のとおり。 人口全体レベルでのリステリア症の疾病負荷は低いが、個人レベルでの影響は大きく、それは主に重症疾病及び高い患者致死率によるものである。リスク要因を特定することが、予防のための公衆衛生活動を支援し明確化することになる。ここでは、オランダにおける非周産期リステリア症の、宿主及び食品関連リスク要因を決定するために症例対照研究を実施した。2008年7月~2013年12月に届出のあった非周産期リステリア症患者を、同時期にアンケートに回答した定期対照調査からの対照群と比較した。 高齢、男性、基礎疾患(特にがん、腎臓疾患)及び免疫抑制剤の使用が、非周産期リステリア症に罹患する強力なリスク要因であった。症例群及び基礎疾患をもつ対照群で食品摂取について分析したが、特に高リスクの食品は示されなかった。重症のリステリア症のリスクにある個人に向けて情報及び助言を発し続けるべきである。 単変量解析から、胃酸分泌抑制剤を使用している患者はリスクがあることが示された。これらの患者も感受性集団に加えるべきである。 |
| 地域 | 欧州 |
| 国・地方 | EU |
| 情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
| 情報源(報道) | Eurosurveillance |
| URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21199 |