食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04300660149 |
タイトル | 欧州食品安全機関(EFSA)、様々な研究デザイン、系統的レビュー及び文献検索を批判的に吟味するツールについて技術的報告書を公表 |
資料日付 | 2015年7月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州食品安全機関(EFSA)は7月1日、様々な研究デザイン、系統的レビュー及び文献検索を批判的に吟味するツールについて技術的報告書(2015年6月26日承認、65ページ)を公表した。概要は以下のとおり。 1. 批判的吟味ツール(Critical Appraisal Tool: CAT)は、研究又は手順の方法論的な質の評価を可能にし、次に、そのような研究又は手順によって作成した科学的根拠(エビデンス)の信頼性に影響を与えるものである。 2. 2012~2016年のEFSAの科学方策では、リスク評価及びモニタリングの科学的基盤の強化の重要性が強調されている。この枠組みにおいて、EFSAは、 (1)EFSAの科学的評価において「データ及び科学的根拠を扱うための」手法を更に改良し、(2)それらの手法の一貫性を向上させることを目指して、PROMETHEUS (科学的評価において科学的根拠を利用するための手法を推進する)事業を開始した。このような状況の中で、研究又は手順の方法論的質の評価に係る構造化した、一貫性のある手引きを提供するCATsは、重要な役割を果たす。 3. 本報告書は、(i)介入研究の系統的レビュー、(ii)ヒトでの無作為化比較試験、(iii)遺伝子組換え植物の同等性研究、(iv)広範な文献検索について吟味する項目の包括的なリストを含む一連のCATsを提示するものである。一連のCATsは、検討対象の項目のデザイン又は実施の、バイアスリスク若しくは妥当性に焦点を絞っており、検討項目がどのように報告されているかについては言及していない。 4. 本報告書は、検討項目をどのように吟味するかについて詳細な手引きを提供するものではない。EFSAは、評価対象の項目の優先順位付けのための手法の定義と共に、吟味の詳細な手引きについて第二段階で検討する可能性がある。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
情報源(報道) | 欧州食品安全機関(EFSA) |
URL | http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/doc/836e.pdf |