食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04300180475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、化学発光液体を含む食品接触材料及び製品から流出するフタル酸ジメチル(DMP)の移行に関する科学技術的報告書を発表 |
資料日付 | 2015年6月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は6月30日、化学発光液体を含む食品接触材料及び製品から流出するフタル酸ジメチル(DMP)の移行に関する科学技術的報告書を発表した。 化学発光液体のカプセルを含むストローが対象となった2014年の市場公的調査によって、食品包装用プラスチック素材に関するEU規則(No.10/2011)によって考慮されている「理論的に予想される最悪の場合」という試験条件でDMP(CAS No. 131-11-3)が移行することが明らかになった。 DMPはEU規則No.10/2011(又は食品包装用材料(MCDA)に関するその他すべての規則)のリストに含まれていない。化学発光混合液体中に存在するDMPはストローの構成要素となるプラスチック素材の生成時には含まれていない。従ってこの物質はEU規則(No.10/2011)には該当しない。 DMPは粘性が高く無色で揮発性がほとんどない液体として存在する。DMPは食品用材料に関するいかなる規則にもその記載がない。それゆえ食品接触材料の製造には使用されない。 この物質は食品に接する素材から移行し食品を汚染する可能性があることから、DMPは食品接触材料中に使用されるべきでないと強調する。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | https://www.anses.fr/fr/system/files/ESPA2014sa0193.pdf |