食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04290590450 |
タイトル | Eurosurveillance:「欧州における食品及び水媒介感染症の事例に基づくサーベイランス:2008~2013年における『緊急問合せ』(アウトブレイク警戒)」 |
資料日付 | 2015年6月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Eurosurveillance (Vol.20 , No.25 , 2015年6月25日)に掲載された論文「欧州における食品及び水媒介感染症の事例に基づくサーベイランス:2008~2013年における『緊急問合せ』(アウトブレイク警戒)(Event-based surveillance of food- and waterborne diseases in Europe: 「urgent inquiries」(outbreak alerts) during 2008 to 2013)、著者C M Gossner(European Centre for Disease Prevention and Control (ECDC) , スウェーデン)ら 」の概要は以下のとおり。 2008~2013年の間に、欧州では215件の食品及び水媒介感染症に関するアウトブレイク警戒、「緊急問合せ(UI)」が出され、それらの多く(135件、63%)はサルモネラ症に関するものであった。110件(51%)のUIにおいて感染媒体の食品が特定され、野菜が最も多く報告のあった部類となった(34件、31%)。 集団感染の28%(n=60)は少なくとも2か国が関連する国際規模のものであった(平均4、標準偏差2、範囲2-14)。参加国からは2 ,343通のメッセージが投稿され(当初の投稿及び回答のみ、更新は含まず)、UI1件当たりにおけるメッセージの中央値は11通であった(範囲1-28)。60件の複数国からのUIのうち50件が2~4か国からのものであった。UIによって複数国での集団感染の早期検知が可能になり、疑われる感染媒体の特定及びその結果として時宜を得た管理措置の実施に貢献することができた。 流行情報システムプラットホームの2010年の導入によって、参加各国の公衆衛生当局間での適時の情報交換の促進に食品及び水媒介感染症ネットワークが果たす役割が強まってきている。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | Eurosurveillance |
情報源(報道) | Eurosurveillance |
URL | http://www.eurosurveillance.org/ViewArticle.aspx?ArticleId=21166 |