食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04290570149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推奨された生物学的作用物質でEFSAに通知されたリストの更新に関する声明の科学的意見書 2:2015年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」を公表
資料日付 2015年6月25日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は6月25日、「食品及び飼料に意図的に添加される安全性適格推定(QPS)に推奨された生物学的作用物質でEFSAに通知されたリストの更新に関する声明の科学的意見書 2:2015年3月までにEFSAに通知された分類単位の適格性」を公表した(29ページ、2015年6月4日採択)。
 EFSAは、広範囲の生物学的作用物質を食品及び飼料の添加物、酵素、植物保護製剤の原料として市場認可を通知する状況において、これらの生物学的作用物質の安全性を評価するよう求められている。安全性適格推定(Qualified presumption of safety:QPS)評価法は、EFSAの科学委員会による安全性リスク評価を支援するのを目的とする統一された基準事前評価を提供するために開発されたものである。(申請が意図している目的に適した最も上位の分類単位における)明確に定義された生物学的作用物質の安全性及び知識体系の完成度が評価される。分類単位に関して特定された安全性の懸念となる可能性及び合理性が多い場合は、QPSステータスへの推薦に関する「資格」に影響する。
 2014年10月から2015年3月までにEFSAへは85件の生物学的作用物質が通知された。これらのうち35件は既にQPSステータスを取得していることから、それ以上の評価はしない。45件は、2014年以降QPS活動から除外された糸状菌や腸球菌など生物学的グループであるため、除外された。
 2件の通知についてQPSリストの適性の評価を検討し、1件(Xanthomonas campestris:キサンタンガムの製造の目的においてのみ)がQPSリストに推薦され、もう1件のBacillus circulansは、食品及び飼料に使用する安全性の履歴に関する知見が不十分であった。Streptomyces属に属する3件の通知については、当該属が現在QPS手法において適合性があるとはみなされていないため、QPSステータスの評価は実施しなかった。
 当該科学的意見書は以下のURLから入手可能。
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/4138.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4138.htm