食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04290130105 |
タイトル | 米国食品医薬品庁(FDA)、セレンを乳児用調製粉乳の必須栄養素一覧に追加 |
資料日付 | 2015年6月22日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国食品医薬品庁(FDA)は6月22日、セレンを乳児用調製粉乳の必須栄養素一覧に加え、その最大・最小値を定めた最終規則を公布した。概要は以下のとおり。 米国医学研究所は1989年、セレンを乳児の必須栄養素と認めたが、以来米国のメーカーは調製粉乳に添加するようになり、今では市販の乳児用調製粉乳でセレンの入っていない製品はない。今回規則を改正し、セレンを必須栄養素一覧に加え、その安全範囲を定めることにより、現行メーカーのみならず今後新規参入するメーカーも新規則に従うよう義務づけた。 改正によりセレンの含有量は、最小2.0μg~最大7.0μg/100キロカロリーの範囲となる。これに伴いラベル表示要件も変更され、今後は100キロカロリーあたりの含有量(μg)を記載しなければならない。 母乳に含まれるセレンは乳児の必須栄養素で、体を酸化ストレスから守り、甲状腺ホルモンの調節を助ける作用がある。調製粉乳が唯一の栄養源となる乳児もいるため、適正レベルのセレンを加えることが必要とされる。ちなみにセレンは、乳児用調製粉乳で30番目の法定必須栄養素となる。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/食品医薬品庁(FDA) |
情報源(報道) | 米国食品医薬品庁(FDA) |
URL | http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm451982.htm |