食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04280770305
タイトル 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)、最終意見書「合成生物学II:そのリスク評価方法と安全性」を公表
資料日付 2015年6月17日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)は6月16日、最終意見書「合成生物学II:そのリスク評価方法と安全性」を公表した。この報告書は、合成生物学(SynBio)に関する科学的意見書3報のうちの第二報目にあたるもので、公衆衛生に対してあり得るリスクを評価する方法に焦点を当てている。
 当該報告書では、ヒトの健康や動物衛生そして環境に及ぼすSynBioの影響を扱っている。ここでは、各種遺伝子組換え体(GMO)に用いている欧州連合既存の健康及び環境リスク評価法がSynBioに対して適切であるのかを検証している。また、リスク評価法やsafety lockといったリスク軽減法を改正することも示唆している。
 意見書では、今までにない取組が必要となり得る特定の事例も存在すること、いくつかの改善を行い、リスク相応に途切れることのない安全性保護を行うこと、SynBioでは遺伝子工学分野で用いられているsafety lockでは不十分であること、新しい形の生物封じ込めやorthogonal systemを用いる追加封じ込めを重ねる、分析・開発等の方針を明白にすることの必要性が明らかにされた。
 本報告書全文(65ページ)及びファクトシートは以下のURLより入手可能である。
http://ec.europa.eu/health/scientific_committees/emerging/docs/scenihr_o_048.pdf
http://ec.europa.eu/health/scientific_committees/docs/citizens_synbio_en.pdf
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)
情報源(報道) -
URL http://ec.europa.eu/dgs/health_food-safety/index_en.htm