食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04280540335 |
タイトル | アイルランド農業・食料・海洋省(DAFM)、BSE(牛海綿状脳症)疑似患畜に関する疫学調査結果を公表 |
資料日付 | 2015年6月25日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アイルランド農業・食料・海洋省(DAFM)は6月25日、BSE(牛海綿状脳症)疑似患畜に関する疫学調査結果を公表した。概要は以下のとおり。 DAFMによれば、最終検査の結果、当該疑似患畜は定型BSEの単発事例であることが確認された。 通常のプロトコルに従い、同省は、当該症例のBSE発症物質にばく露した可能性がある牛(当該患畜の出生農場で、当該患畜の出生の前後1年以内に出生し飼育された牛)及び後代を特定した。これらの牛はフードチェーン及び飼料チェーンから排除し、殺処分後検査された。 疫学調査の結果、以下を含む内容が明らかにされた。 ・殺処分された同一コホートの63頭の牛及び後代の4頭の検査結果はBSE陰性であった。 ・確認されたBSE患畜は、1頭のみの単発例であった。 ・当該患畜の母牛及び祖母牛はと畜時検査でBSE陰性であり、垂直伝達は要因として考慮されない。 ・BSE患畜の祖母牛は輸入牛だが、このことは疫学上重要ではない。 ・流通飼料供給チェーンの完全性又は飼料規制体制の有効性に関する懸念が生じることはない。2009~2010年に3800件を超える飼料の調査が実施され、陽性牛が検出された農場に供給されていた52検体を含む飼料2500検体について、加工動物たん白質の検査が実施されていた。すべてが肉骨粉陰性であった。当該農場に現在ある飼料も陰性であった。 調査結果から、当該患畜が、アイルランド又はその他の国でみられた定型BSE症例と区別するものは何も特定できなかった。飼料規制後に確認された定型BSEは初めてではなく、アイルランド及びその他の国でも過去数年間に、頭数は減少しているが、確認されている。 本結果は現在欧州委員会(EC)及び国際獣疫事務局(OIE)に通知している。OIEは、アイルランドが今回の単発症例を特定し、アイルランド製品の安全な貿易を支え続ける確固たる管理体制を実施していることを認識しつつ、「管理されたBSEリスク」の国に再割当するであろうと予想される。 「BSE疑似患畜に関する疫学調査の結果概要 2015年6月25日付」(4ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.agriculture.gov.ie/ |
地域 | 欧州 |
国・地方 | アイルランド |
情報源(公的機関) | アイルランド農業・食糧省 |
情報源(報道) | アイルランド農業・食料・海洋省(DAFM) |
URL | http://www.agriculture.gov.ie/press/pressreleases/2015/june/title ,83489 ,en.html |