食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04271010364 |
タイトル | 台湾行政院農業委員会、インターネット上のデマについて説明 |
資料日付 | 2015年5月20日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 台湾行政院農業委員会は5月20日、インターネット上の「スクランブルエッグは食べてはならない」、「卵の調理に食塩を加えてはならない」といったデマについて説明した。 最近LINE等で上記情報が広まっているが、これは間違った考え方であるとし、決して信用せず安心して食べるよう消費者に求めた。同委員会は以下のように説明している。 食塩は塩化ナトリウムで、その分子構造は非常に安定しており、溶き卵に加えてかき混ぜると溶解する。一般的に加熱調理で分解して塩素ガスになることはない。また、通常、新鮮な卵には乳酸菌は存在せず、加えた食塩が乳酸菌と結合して塩素ガスが生じるという現象は起こり得ない。よって、有毒な塩素ガスが生成することはないので安心してほしい。 蒸卵やゆで卵が薄い緑色になるのは硫化物(硫化鉄(Ⅱ))によるもので、塩化鉄ではない。かつ、塩化鉄は茶褐色を呈する。よって食塩とは無関係である。薄い緑色を呈す硫化物は、溶き卵のpH値が高い、加熱温度が高い又は加熱時間が長いといった条件下で生成され、これは正常な現象であり卵の安全性に影響を及ぼすものではない。 |
地域 | アジア |
国・地方 | 台湾 |
情報源(公的機関) | 台湾行政院農業委員会 |
情報源(報道) | 台湾行政院農業委員会 |
URL | http://www.coa.gov.tw/show_news.php?cat=show_news&serial=coa_diamond_20150520183730 |