食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04270960475 |
タイトル | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)、ライナー(Rayner)スコアを用いた栄養表示の実施可能性について報告 |
資料日付 | 2015年6月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は6月1日、ライナー(Rayner)スコアを用いた栄養表示の実施可能性について報告した。 厚生省の要求で国家栄養健康計画(PNNS)の代表者Hercberg教授は、英国食品基準庁(FSA)のために開発されたこのライナーのスコアシステムに基づいた栄養情報システムをフランス国内で使用することを推奨する報告書を2014年1月に提出した。食品の栄養学的性質によって食品を消費者が識別できる情報を消費者へ提供することがこのシステムの目的である。 ANSESはこのシステムの栄養表示への技術的実施可能性の評価をするため、保健総局から諮問を受けた。今回発表した報告書では、ライナーらによって定義されたような栄養学的スコア(2005年)の使用は技術的に実行可能であるが、欧州規則の一環で2016年12月に義務化される表示のデータ以外のデータで補足する必要があるだろうと結論付けた。尚、消費者への食品情報に関するEU規則No.1169/2011に基づき、100gもしくは100ml中のエネルギー、脂質、飽和脂肪酸、炭水化物、砂糖、たんぱく質、塩の含量の栄養表示が2016年12月13日以降必要となる。 ANSESはこの栄養スコアはかなりの食品グループについては識別ができると思われるが、識別が不十分な食品もある(ノンアルコール清涼飲料水、脂質、チーズ、コンポート、チョコレート、カカオ製品など)と指摘した。栄養表示へのこのシステム使用の適性、消費者への情報提供及び消費行動または食品提供を変更させる能力、公衆衛生全体に関する適性の評価が目的ではないと強調した。 報告書(フランス語、97ページ)は以下のURLから入手可能 https://www.anses.fr/fr/documents/DER2014sa0099Ra.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | フランス |
情報源(公的機関) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
情報源(報道) | フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES) |
URL | https://www.anses.fr/fr/content/etiquetage-nutritionnel-l%E2%80%99anses-%C3%A9value-la-faisabilit%C3%A9-de-la-mise-en-%C5%93uvre-du-score-de-rayner |