食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04270570305 |
タイトル | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)、2013年の欧州連合(EU)域内における反すう動物における伝達性海綿状脳症(TSE)有病率のモニタリング及び検査に関する報告書を公表 |
資料日付 | 2015年5月18日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE)は5月18日、2013年の欧州連合(EU)域内における反すう動物における伝達性海綿状脳症(TSE)有病率のモニタリング及び検査に関する報告書を公表した(63ページ)。 EU加盟28か国が、牛、めん羊及び山羊のTSE検査に関する情報を提供した。更に、ノルウェー及びスイスも自国のTSE検査プログラムに関する情報を提供した。スイスは牛に関する情報のみの提供である。 1. 牛 (1) BSEモニタリングプログラムの枠組みにおいて2013年にはEU加盟28か国で牛計3 ,135 ,958頭が検査され、牛7頭が陽性であった。 BSE確定症例7頭全頭は、加盟国の任意で識別検査に提出された。検査で定型BSE2頭、非定型BSE(H型)4頭、非定型BSE(L型)1頭が確認された。 (2) リスク牛996 ,779頭及び食用の健康と畜牛2 ,138 ,114頭が迅速検査法で検査された。29頭がBSE症例と疫学的関連性のある動物の殺処分の枠組みにおいて検査された。1 ,036頭はパッシブサーベイランス(公式にBSE疑似患畜として報告された牛)の枠組みにおいて検査された。 陽性症例は100%アクティブサーベイランス(リスク牛及び健康と畜牛の検査)で検出された。 (3)BSE症例7頭はフランス(H型2頭)、アイルランド(H型1頭)、ポーランド(L型1頭)及び英国(定型2頭、H型1頭)で検出された。2013年のBSE症例数及び検査された動物の有病率は、2012年と比べてそれぞれ61%及び40%減少した。 2. めん羊及び山羊 (1) TSEモニタリングプログラムの枠組みにおいて2013年はEU加盟28か国でめん羊計339 ,968頭及び山羊計132 ,926頭が検査され、めん羊1 ,098頭及び山羊1 ,792頭が定型スクレイピー陽性であった。 (2) めん羊339 ,697頭がアクティブサーベイランスで検査され、271頭がTSE疑似患畜として公式に報告されたため臨床検査が実施された。山羊においては131 ,128頭がアクティブサーベイランスで検査され、1 ,798頭がTSE疑似患畜であった。 (3) 2013年に確認されためん羊及び山羊におけるTSE症例、それぞれ615頭及び103頭が識別検査された。いずれの患畜群からもBSEは確認されなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | EU |
情報源(公的機関) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE) |
情報源(報道) | 欧州委員会(EC)保健衛生・食の安全総局(DG SANTE) |
URL | http://ec.europa.eu/food/food/biosafety/tse_bse/docs/annual_report_tse2013_en.pdf |