食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04270360104 |
タイトル | 米国疾病管理予防センター(CDC)、マグロ寿司が原因とみられるパラチフスB菌による集団感染情報を発表 |
資料日付 | 2015年5月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | 米国疾病管理予防センター(CDC)は、マグロ寿司が原因とみられるパラチフスB菌による集団感染情報を発表した。概要は以下のとおり。 1. 5月21日付け 現在9州から、Salmonella Paratyphi B変異株L(+)酒石酸塩(+)に起因する計53人の感染届出があった。患者は米国南部と、発病の前の週に同地域を訪れた旅行者に集中している。感染者は3月5日から5月3日までに発病しており、年齢は1歳未満~83歳(中央値31歳)で、女性が47%を占める。情報の得られた46人中10人(22%)が入院し、死者は出ていない。 面談調査を受けた37人中36人(97%)が、発病の前の週に生のマグロ寿司を喫食したと回答しており、これが原因と見られる。国及び州当局による調査の結果、患者が寿司を喫食した場所別に5つのクラスターが特定された。現在これらクラスターを精査中で、共通の感染源となるマグロのブランドや供給業者の特定作業を進めている。 2. 6月5日付け 6月4日現在9州から計53人の届出があるが、前回以降新たな届出はない。感染者が多発したアリゾナ州衛生当局等の調査で、未開封の冷凍キハダマグロたたき身2検体から2種類のサルモネラ属菌(S. Newport , S. Weltevreden)が検出されたが、感染者から検出されているS. Paratyphi B変異株L(+)酒石酸塩(+)(以前はS. Javaと呼称)とは関係がなかった。現時点で共通の感染源となるマグロのブランドや供給業者は特定されていない。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | 米国疾病管理予防センター(CDC) |
URL | http://www.cdc.gov/salmonella/paratyphi-b-05-15/index.html |