食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04260950149
タイトル 欧州食品安全機関(EFSA)、全動物種に使用する技術的(technological)添加物としてのギ酸アンモニウム、ギ酸カルシウム及びギ酸ナトリウムの安全性及び有効性に関する科学的意見書を公表
資料日付 2015年5月5日
分類1 --未選択--
分類2 --未選択--
概要(記事)  欧州食品安全機関(EFSA)は5月5日、全動物種に使用する技術的(technological)添加物としてのギ酸アンモニウム、ギ酸カルシウム及びギ酸ナトリウムの安全性及び有効性に関する科学的意見書(2015年3月11日採択)を公表した。概要は以下のとおり。
 この意見書は、ギ酸アンモニウム、ギ酸カルシウム及びギ酸ナトリウムを保存料として全動物種用飼料に使用することの再認可と、ギ酸アンモニウム及びギ酸ナトリウムをサイレージ添加物として使用することに関するものである。対象動物種、消費者及び環境に対するギ酸の安全性を確立した前回の意見書の結論が繰り返されており、その結論は、カルシウム塩及びナトリウム塩にも拡大されている。
 これらの塩が、提案されている最低用量(ギ酸相当量が、豚に対しては12
,000mg/kg、その他の全ての動物種に対しては10
,000mg/kg飼料又は飲水中の等量)で使用される場合は、有害な影響は予期されない。
 ギ酸アンモニウムについては、ホルムアミドが存することから、繁殖用動物の保護が十分に保証されないと考えられる。発がん性の可能性を示す根拠があることから、ギ酸アンモニウムの非食料生産動物への使用は避けるべきとの議論がある。
 ギ酸ナトリウムの動物の栄養への使用は、消費者に対して安全である。
 ギ酸アンモニウムの酪農動物及び採卵鶏への使用は、消費者がホルムアミドにばく露する可能性があることから懸念が生じる。
地域 欧州
国・地方 EU
情報源(公的機関) 欧州食品安全機関(EFSA)
情報源(報道) 欧州食品安全機関(EFSA)
URL http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/doc/4056.pdf