食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04260590334 |
タイトル | アイルランド食品安全庁(FSAI)、輸入冷凍ベリー類は加熱して摂取するよう再度注意喚起 |
資料日付 | 2015年5月21日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | アイルランド食品安全庁(FSAI)は5月21日、輸入冷凍ベリー類は加熱して摂取するよう再度注意喚起した。概要は以下のとおり。 この注意喚起は、最近、スウェーデンでノロウイルス感染集団食中毒が、豪州でA型肝炎ウイルス感染が発生したことを受けて行われた。FSAIは、全ての輸入冷凍ベリー類は、摂取前に少なくとも1分間加熱すべきとの助言を繰り返している。いずれのケースも、輸入冷凍ベリー類の摂取が関連するとされている。これらの事例と関連するベリー類のロットがアイルランドに入ったとの証拠はない。 スウェーデンでは、今年5月初めに、介護施設で集団食中毒が発生し、ノロウイルス感染者が70人発生した。この集団食中毒と関連するとされる死亡例は3人であった。微生物学的調査の結果、セルビアから輸入された冷凍ラズベリーが汚染源と確認された。スウェーデンでは、政府の助言にもかかわらず、当該冷凍輸入ベリー類は加熱されないままデザートに出された。 豪州では、冷凍輸入ベリー類が関連するA型肝炎ウイルス集団感染で、今年2月から3月にかけて30人を超える患者が発生した。 アイルランドでは、全ての輸入冷凍ベリー類を加熱すべきとの助言は、冷凍輸入ベリー類が関連するA型肝炎ウイルス集団感染の調査が行われた2013年に初めて出された。その後欧州で関連した集団食中毒が発生したことを受け、2014年に同じ助言が再度出された。 12の欧州連合(EU)加盟国において1 ,000人を超える患者が報告されたこの集団食中毒では、アイルランドもそれらの国の一つであることが分かった。 欧州レベルの調査が行われ、12の食品事業者が取り扱う冷凍ベリー類の複数のロットが、感染国のうちの5か国における食中毒と関連があるとされたものの、感染源は特定されることはなかった。 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | アイルランド |
情報源(公的機関) | アイルランド食品安全庁 |
情報源(報道) | アイルランド食品安全庁(FSAI) |
URL | https://www.fsai.ie/news_centre/press_releases_frozen_imported_berries_advice_21052015.html |