食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04260520493
タイトル 台湾衛生福利部食品薬物管理署、そのまま喫食可能ではない生鮮スプラウトは必ず十分に洗い、直接の生食は避けるよう注意喚起
資料日付 2015年5月4日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  台湾衛生福利部食品薬物管理署は5月4日、そのまま喫食可能ではない生鮮スプラウトは必ず十分に洗い、直接の生食は避けるよう注意喚起した。
 市販のそのまま喫食可能ではない豆苗、豆モヤシ、アルファルファといった生鮮スプラウトを同署が調査した結果、40検体中39検体の大腸菌群が1
,100MPN/gを超過し、5検体から大腸菌が15~460MPN/g、6検体から黄色ブドウ球菌が3.6~240MPN/g検出された。このうち、アルファルファ1検体及び豆苗1検体から分離された黄色ブドウ球菌はエンテロトキシン産生能力を有していた。
 本調査結果から、大腸菌群数と大腸菌数の数値が高く、かつ黄色ブドウ球菌も存在し、製品が生産・包装・輸送過程で環境又はヒト由来の微生物に汚染された可能性があることが示された。これらは生食しない方がよく、必ず十分に洗ってから喫食しなければならない。さもなければ食中毒発生のリスクが恐らく高まる。
 市販の生鮮スプラウト類で包装上にそのまま喫食可能との表示がされていないものは、十分に洗ってから食べなければならない。そのまま喫食可能との表示がある場合は「生食用食品類衛生基準」に適合していなければならない。スプラウト類の茎と葉は細くて小さく汚れやすいため、同署は業者に対して、「きれいに洗ってから食べること」と商品に表示するよう、また消費者に対しては喫食前に十分に洗うか、加熱してから喫食するよう注意喚起している。
地域 アジア
国・地方 台湾
情報源(公的機関) 台湾衛生福利部食品薬物管理署
情報源(報道) 台湾衛生福利部
URL http://www.mohw.gov.tw/CHT/Ministry/DM2_P.aspx?f_list_no=7&fod_list_no=5312&doc_no=49175