食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04250700314 |
タイトル | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、ビターアプリコットの仁の成人に対する推奨摂取基準を提言 |
資料日付 | 2015年4月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は4月7日、ビターアプリコットの仁の成人に対する推奨摂取基準を提言した(2015年4月7日付け BfR意見書No.009/2015)。概要は以下のとおり。 ビターアプリコットの仁は、最近、直接摂取する機会が増えている。特に、インターネット経由で購入されることが多い。がん予防に役立つとの広告宣伝も一部でみられるが、そのような科学的根拠はない。 実際は、ビターアプリコットの仁が大量に消化されると、命にかかわる重篤な中毒症状につながる可能性がある。ビターアプリコットの仁の毒性作用は、アミグダリンという成分に由来する。摂取・消化中に、アミグダリンからシアン化物が放出されることが原因である。 ヒトの体は、代謝過程で少量のシアン化物を分解することができる。 急性中毒症状を避けるには、成人の場合、大きめのビターアプリコットの仁2個までが、安全な目安である。したがって、BfRは、ビターアプリコットの仁の摂取量を、1日につき2個までにするか、全く摂取しないことを推奨する。さらに、直接摂取を意図したビターアプリコットの仁は、包装に、健康に対するリスクがあるとの警告表示及び推奨一日摂取量の明記を行うべきと考える。 子どもに対しては、ビターアプリコットの仁の大量摂取を避けるために、少量に分包された状態でのみ与えるべきである。 この意見書の全文(ドイツ語、4ページ)は以下のURLから入手可能。 http://www.bfr.bund.de/cm/343/zwei-bittere-aprikosenkerne-pro-tag-sind-fuer-erwachsene-das-limit-kinder-sollten-darauf-verzichten.pdf |
地域 | 欧州 |
国・地方 | ドイツ |
情報源(公的機関) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
情報源(報道) | ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR) |
URL | http://www.bfr.bund.de/cm/349/two-bitter-apricot-kernels-per-day-are-the-limit-for-adults-children-should-refrain-from-consuming-apricot-kernels-altogether.pdf |