食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04250630294
タイトル 世界保健機関(WHO)、中国の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染情報を更新(4月15日付)
資料日付 2015年4月15日
分類1 -
分類2 -
概要(記事)  世界保健機関(WHO)は4月15日、中国の鳥インフルエンザA(H7N9)ウイルス感染情報を更新した。概要は以下のとおり。
 中国国家衛生・計画出産委員会から4月10日、新たにラボ確定症例20人の届出があり、このうち4人が死亡した。感染者は2月14日から3月21日までに発病しており、年齢は32歳~80歳(中央値55歳)で、男性が75%(15人)を占める。大半(18人=90%)が生きた家きんとの接触歴があった。医療関係者が1人含まれるが、この患者も家きんとの接触歴があった。感染のクラスターはない。発生した省別の内訳は以下のとおり。
安徽省(3人)、福建省(2人)、広東省(4人)、山東省(1人)、浙江省(10人)
 WHOは疫学的状況を監視しつつ、最新の情報を基に継続的にリスク評価を実施している。全般的に見て、同ウイルスによる公衆衛生リスクに変わりはない。これ以前の2か月間の発生状況と比べると、感染者数が減少しており、新規発生場所もなかった。従来の発生地や近隣地域では、今後も散発的に感染者が出るものとみられる。感染域への海外旅行中に感染した場合、帰路・帰国後に発病することになる。その場合でも、当該ウイルスはヒトの間で簡単に伝播する能力を獲得していないことから、共同体レベルでの拡散は発生しそうにないと考えられる。
地域 その他
国・地方 その他
情報源(公的機関) 世界保健機関(WHO)
情報源(報道) 世界保健機関(WHO)
URL http://www.who.int/csr/don/14-April-2015-avian-influenza-china/en/