食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04240410164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、ハーブティーとハーブ入り食品に含まれるピロリジジン・アルカロイド(PA)の適正基準値に関する報告書を発表 |
資料日付 | 2015年4月8日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は4月8日、ハーブティーとハーブ入り食品に含まれるピロリジジン・アルカロイド(PA)の適正基準値に関する報告書を発表した。 PAはハーブを含む広範な植物に存在する自然毒である。過剰に摂取した場合、PAは発がん物質で、重篤な肝障害を引き起こしうるので、人体に有害である。RIVMは食品消費者製品安全局(NVWA)に委託され、基準値1μg/kgが最新の科学的知見から適正であるか調査した。ハーブティーとハーブを含むサプリメントについて検討した。 科学者の知見では、わずかに基準を緩め5μg/kgとすることも可能である。しかし、PAは遺伝毒性発がん物質であり、ばく露量を最小限に留めるのが望ましい。NVWAは現行の基準値1μg/kgを維持するよう推奨する。 ハーブティーとハーブ入りサプリメントに加え、ハーブやハーブエキスを含むソフトドリンクやお菓子のような飲食料品にもこの基準値を採用している。これらの飲食料品中のハーブの正確な濃度、摂取量は不明であり、これらの飲食料品の基準値の調整について結論を出すのは現段階では不可能である。 報告書(オランダ語、62ページ)のURLは下記のとおり: http://www.rivm.nl/dsresource?objectid=rivmp:276309&type=org&disposition=inline&ns_nc=1 |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Common_and_Present/Newsmessages/2015/Adequate_limit_value_for_pyrrolizidine_alkaloids_in_herbal_tea_and_herbal_preparations |