食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04240390104 |
タイトル | 論文紹介:「1999~2012年における食品媒介感染に関連するノロウイルス遺伝子型プロファイル」 |
資料日付 | 2015年4月1日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | Emerging Infectious Diseases (Vol.21 , No.4 , April 2015)に掲載された論文「1999~2012年における食品媒介感染に関連するノロウイルス遺伝子型プロファイル(Norovirus Genotype Profiles Associated with Foodborne Transmission , 1999-2012)、著者L. Verhoef (National Institute for Public Health and Environment , オランダ)ら」の概要は以下のとおり。 ノロウイルスは全世界的に胃腸炎の筆頭要因となっている。ノロウイルスは汚染された食品、水、環境を通してヒトからヒトへ直接又は間接的に感染する。世界規模においてノロウイルスによって引き起こされる食品媒介感染の割合を推測するために、ここでは複数の国際的な集団感染症サーベイランスシステム(Noronet , CaliciNet , EpiSurv)及び査読付き論文の系統的レビューからのノロウイルスの伝播及び遺伝子型別情報を用いた。食品による集団感染の割合は、遺伝子型及び/又は遺伝子群によって決定された。 分析の結果、最終的な全世界のプロファイルは以下のようになった。食品由来伝播は、GII.4遺伝子型による全ての集団感染の10%(範囲9~11%)で、他の単一の遺伝子型による集団感染では27%(25~30%)、GII.4と他のノロウイルスの混合による集団感染では37%(24~52%)となった。これらの分析結果を全世界の集団感染サーベイランスデータに適用したところ、全てのノロウイルス集団感染の約14%が食品由来となっていることが示された。 |
地域 | 北米 |
国・地方 | 米国 |
情報源(公的機関) | 米国/疾病管理予防センター(CDC) |
情報源(報道) | Emerging Infectious Diseases |
URL | http://wwwnc.cdc.gov/eid/article/21/4/14-1073_article |