食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04240380164 |
タイトル | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)、ノロウイルス感染の14%が汚染食品に起因するとの研究報告を発表 |
資料日付 | 2015年4月7日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は4月7日、国際的な研究によってノロウイルス感染の14%が汚染食品に起因することが示唆されたことを発表した。 RIVMが調整した当該研究結果はEmerging Infectious Diseases(Volume 21 , Number 4?April 2015)に掲載されている。4月7日の世界保健デーに因み、我々は食中毒によってもたらされる危害に注意を喚起するために、当該論文を紹介する。 世界的にノロウイルスは胃腸炎の一番の原因であり、深刻な疾病となっている。多くの場合、人々は仕事ができず、また集団感染では、病棟閉鎖など、相当な医療的損失が発生することになる。どのように疾病負荷を削減できるか考察するため、ノロウイルスがどのように拡散するのか理解する必要がある。汚染食品からの感染はノロウイルスの感染経路の一つであり、予防することが可能である。 ノロウイルスなどの食中毒はかなりの疾病負荷をもたらす。疾病負荷の程度とそれが汚染食品に起因する割合を知ることが重要である。そうすれば、食品安全当局による市場からの製品リコール、海産二枚貝や冷凍ベリーの加熱調理推奨の情報伝達といった対策の有効性についてより理解が深まる。世界保健機構(WHO)は2006年、食品に起因する疾病負荷の世界規模のマッピングを率先して実行した。 3つのサーベイランスシステム(Noronet、CaliciNet、EpiSurv)から集約されたノロウイルス集団感染データを解析した結果、世界のノロウイルス感染の約14%が汚染食品に起因していることが示された。この結果はノロウイルスが原因の世界中の予防可能な疾病負荷の最終推定値に使用することができる。 報告書(英語)は以下のURLから入手可能。 http://wwwnc.cdc.gov/eid/article/21/4/14-1073_article |
地域 | 欧州 |
国・地方 | オランダ |
情報源(公的機関) | オランダ/公衆衛生・環境保護研究所(RIVM) |
情報源(報道) | オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM) |
URL | http://www.rivm.nl/en/Documents_and_publications/Common_and_Present/Newsmessages/2015/Contaminated_food_accounts_for_14_percent_of_norovirus_disease_burden |