食品安全関係情報詳細
資料管理ID | syu04240360484 |
タイトル | ニュージーランド第一次産業省(MPI)、鶏肉のカンピロバクターに関する実施目標に対して意見募集 |
資料日付 | 2015年3月30日 |
分類1 | - |
分類2 | - |
概要(記事) | ニュージーランド第一次産業省(MPI)は3月30日、鶏肉のカンピロバクターに関する実施目標に対して意見募集を開始した。 1. MPIは、鶏肉のカンピロバクター検査のためのさまざまな選択肢案に関して意見を求めている。 今回の意見募集は、カンピロバクターに関する実施目標、すなわちブロイラーのカンピロバクターに対するMPIの定期検査の一環として食鳥処理加工業者が満たすべき汚染基準を変更する必要性について検討するものである。 2. MPIのシステム監査、保証および監視事務局長代行のPaul Dansted氏は、実施目標を導入して以来、カンピロバクターの管理において顕著な改善が認められたが、継続的に見直していくことが重要だと述べている。 「カンピロバクター実施目標を2008年に導入して以来、報告されたカンピロバクター感染者数は50%の減少を認め、カンピロバクター陽性鶏群においても有意な減少を認めた。」 3. MPIが示す選択肢は以下の4つが挙げられた: 1)基準値について現状維持する、2)より厳しい計数及び/又は検出基準値を求める、3)拙劣施設に追加措置を求める、4)施設立ち上げ時は追加措置を求める 4. 現行の実施目標は、15日間の食鳥処理において、通常処理施設では、と体洗浄液45検体中カンピロバクターが検出されたものが29検体以内であること、及び3.78log10cfu/と体以上のカンピロバクターが検出された検体は6検体以内としている。極小規模処理施設においても同様のシステムで、それぞれ、9検体中最大5検体から検出、及び3.78log10cfu/と体以上は1検体以下としている。 「2013年初め、所定の全国微生物学的データベース(National Microbiological Database:NMD)プログラム下にカンピロバクター検出基準値を導入した。」 「この検出基準値がどのくらい効果的に機能しているか判断し、変更の必要性を検討するために、少なくとも1年のデータを収集した上で、この値を再検討するのに賛同した。」 5. 今回の意見募集で概説されている選択肢には、実施目標を達成した企業を支援する追加措置、及び目標を達成していない施設の実施改善方法が盛り込まれている。 意見募集は2015年5月8日まで受け付ける。 提案の詳細(全30ページ)については以下のURLから入手可能。 http://www.mpi.govt.nz/document-vault/7031 現行の実施目標及び検出基準値の詳細(全116ページ)については以下のURLから入手可能。 http://www.foodsafety.govt.nz/elibrary/industry/animal-products-national-nmd/nmd-notice-amended-includes-schedule-2012.pdf |
地域 | 大洋州 |
国・地方 | ニュージーランド |
情報源(公的機関) | ニュージーランド第一次産業省(MPI) |
情報源(報道) | ニュージーランド第一次産業省(MPI) |
URL | http://www.mpi.govt.nz/news-and-resources/media-releases/consultation-on-campylobacter-performance-targets-open/ |