食品安全関係情報詳細

資料管理ID syu04240350314
タイトル ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)、報告書「ドイツにおける人獣共通感染症病原菌」を公表
資料日付 2015年4月7日
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概要(記事)  ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は4月7日、報告書「ドイツにおける人獣共通感染症病原菌」を公表した(2015年4月7日付け BfR情報提供 No.10/2015)。概要は以下のとおり。
 BfRは、食品媒介疾病の予防への寄与を意図して、ドイツにおける人獣共通感染症に関する疫学的観点からの報告書を毎年公表している。
 2013年のデータからは、家きんにおけるサルモネラ属菌管理が奏功し、引き続き、サルモネラ属菌感染者数は減少傾向にある。しかし、食品におけるカンピロバクターの検出件数及びそれに呼応する感染報告数は減少していない。動物及び食品における検出率を比較してみると、特に家きんにおいて、畜産由来の人獣共通感染症病原菌によると体の汚染防止は成功に至っていないことが分かる。
 人獣共通感染症の管理に万全を期しても、病原体は依然として食品中に存在する。BfR長官のAndreas Hensal博士は、「この報告書の結果は、畜産における人獣共通感染症の管理は継続すべきであり、特に家きんの食鳥処理工程における強化が必要であると強調している」と語る。同長官はまた、「消費者を食中毒から守るためには、食品の調理において厨房衛生及び食品衛生を順守しなくてはならない」と述べている。
 ドイツにおける人獣共通感染症の発生(2013年)」(ドイツ語、268ページ)は以下のURLから入手可能。
http://www.bfr.bund.de/cm/350/erreger-von-zoonosen-in-deutschland-im-jahr-2013.pdf
地域 欧州
国・地方 ドイツ
情報源(公的機関) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
情報源(報道) ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)
URL http://www.bfr.bund.de/en/press_information/2015/10/pathogens_in_food__improvements_required_to_protect_against_campylobacter__ehec_and_listeria-193815.html